ほとんど大学生にとって、お金の問題、経済的余裕に関する悩みというのは、つきものだと思います。
今回は、「大学生がお金を賢く節約して、貯金を増やしていくための極意」について、いくつか紹介していこうと思います。
大学生が普段の生活の中でお金の節約を目指すのって、意外と酷な話で、ときには何かを犠牲にすることだってあるかと思います。
- 大学生って、意外と出費が多いし、貯金するのって難しいよね…
- 理系の大学性は特に、意外と時間もないし、アルバイトで稼ぐのも大変だよね…
- 節約すると、自分のQOLまで下がりそう…笑
ということで今回の記事では、学生生活のQOLを下げることなく、無理の無い範囲でできる節約術を意識して書いています。
そもそも、お金を節約するための方法論を、大きく2つに分けるとしたら、当たり前ですが以下の2つになるはずです。
- 支出・出費を小さくすること :難易度が低い上に、お金を貯める上での優先度は高い
- 収入の手段・量を多くすること:アルバイトや副業など、自分にできる範囲で調節します
これを踏まえ、紹介している方法もこの2種類に分けて紹介しています。自分ができると思った方法から、積極的に取り入れてみましょう。
目次
食費を抑えるための具体策
まずは、食費の面から節約を試みるための具体案3つです。
これらの3つは、実際に自分も普段から心がけている方法ですし、自分なりに効果を実感しているものばかりです。
コンビニ・外食に行く機会を減らす
1つ目は、「コンビニで買い物をする機会を減らすこと」、「外食する機会を減らすこと」です。
これは、コンビニで買い物をしたり、外食を頻繁に行うという場合は、どうしてもその分の出費が膨らむ傾向があるからです。
とはいえ、いきなりその機会を減らそうというのは難しいと思いますから、段階的に対策を講じていくと良いかもしれません。
- 「週に1回」、「月に5回まで」など、具体的に行く回数を決める。
- 日々の買い物は、スーパー・ドラッグストアで済ませるようにする。
- 自炊できなくても、惣菜や冷食などはコンビニ以外で買うようにする。
- 100円ローソンが近所にあるのなら、代わりに利用する。
特に、意識さえすれば誰でも達成しやすく、今回紹介する方法の中では難易度も低い目標だと思います。
自炊を心がける
これは、先ほどの解決策と繋がる内容ではありますが、一人暮らしをする方には特に、絶対に見過ごしてはいけない考え方だと思います。
そうはいっても、今まで料理をしたという経験が殆どないという大学生にとっては、なんともハードルが高いのもネックです。
- 「自炊が大事なことくらい知っているよ…」
- 「料理なんて経験ないから、ハードルが高すぎる…」
今回はこうした方のために、今回は他の記事を掲載しておきます。これらは、実際に自分も実践している方法でもあります。
うまく利用すれば、QOLを下げないどころか、むしろ上げてくれる方法ばかりですので、気になる方は是非チェックしてみてください。


自炊は、食費を抑えるためには王道の方法ではあるものの、その分、自分の大切な時間を犠牲にしている側面があります。
まずは、自分ができる範囲で、生活に大きな支障が出ない程度に始めてみましょう!
作り置きを実践する
大学生が自炊を実践しようとなっても、「とにかく、おかずを作る時間がない… 面倒くさい…」という悩みがつきまとうはずです。
先ほど紹介した記事の中でも取り上げているテクニックですが、「作り置き」といのは、意外と家事をするのが面倒で、時間がないという大学生にとっては、良い打開策になるはずです。
- 休日の空いた時間を使って、数日分の料理をまとめて作り置きしておく。
- 平日の忙しいときには、冷蔵庫から出して、温めて食べられるという状態にしておく。
この2点を意識しておくだけで、自炊に対するハードルは結構低くなると思いますし、例えば共働きの主婦の方も実践されているくらい良い方法です。
飲み物を持参する
例えば簡単な例として、1日1本の500mLペットボトルを買う場合を考えてみましょう。
値段を1本あたり120円とした場合、1年間この習慣を継続したとすれば、
それだけで 120円×365=43800円 となります。
これなら、iPad1台も購入可能な金額にまで膨れ上がってしまいますから、結構な負担であることが実感できると思います。
できるだけ飲み物は持参する癖を付けておきましょう。
具体的に、大学生や一人暮らしの方でも実践できる方法としては、工夫次第で結構あります。
- マイボトルを持参する癖をつける
- お茶は、自分で沸かしてストックしておく
- Amazonの定期便で、飲料水やお茶をまとめ買いする
- 水道水を飲むことに抵抗があるなら、浄水器を取り付けてみる
飲み会の回数を減らす
これは、人によってはやや難易度の高い方法かもしれませんが、ついついやりがちなパターンですから、改善すれば大きな節約になるはずです。
- 自分から飲み会を主催するのは諦める。
- 友人からの誘いに対しても、半分は断ってみる。
- 居酒屋などの外食ではなく、せめて宅飲みで完結してみる。
- 月に飲み会にかける予算を決めておく。
- 特に仲の良い友人や、大事な仲間とだけ行くようにする。

とはいえ、いきなり全部の誘いを断るというのは、自分も相手もしんどいはずです。
ですから、徐々に出席する回数を減らしたり、月の予算をあらかじめ決めておくのが特に有効です。

出費を抑えるための具体策
店頭の買い物では、ポイントカードを使わない
「えっ?ポイントカードって使うほど得する便利アイテムでは…!?」
っと、思った方も多かと思います。
確かに、ポイントカードを発行して使う方が、買い物をするたびにポイントが貯まりますし、それだけ次回以降の買い物では得でもあります。
しかし、ここで注意したいのは、「店頭での買い物をする際のポイントカードを持たないようにする」ことであって、「オンラインで買い物をする際には、構わない」ということです。
店頭での買い物の際に、私がポイントカードを持つことをおすすめしない理由は、以下の2つです。
- そもそも、財布にカードを入れると、かさばって面倒であるから
- ポイントを貯めようと思うと、逆に購買意欲が膨れ上がる可能性があるから
特に2つ目は、「いつしか必要なものを購入することではなくて、ポイントを貯めることが目的になってしまう」可能性があるということです。
これは、有名なビジネス系YouTberの「マコなり社長」も、無駄な節約術を紹介する動画内で仰っていた内容です。
楽天のサービスを利用する
続いての方法は、日々の出費・買い物をお得にするための具体案です。
「とにかく楽天サービスを利用して、とにかく自分を楽天経済圏に追い込んでしまうこと!」
具体的に、大学生が活用してほしい楽天のサービスは、以下の3つです。
他にもたくさんありますが、ひとまずおすすめしたいのはこの3つです。
ポイント投資に関しては、早期のうちにお金の勉強をするという意味でもおすすめです。何しろ、自分が持っている直接の財産ではなく、貯めたポイントを使うという点で、難易度は抑えられると思います。
収入源を増やすための方法
時給の高いバイトを探してみる
時給の高いバイトの例としては、例えば以下の業種が代表的だと思います。
- 塾講師、家庭教師
- 引っ越し業、運送業
- リゾートバイト
- 治験、モニターバイト
- パチンコ店
学力、体力などが必要になるバイトや、夜勤が多いバイトなどの場合は、時給が高くなる傾向があるようです。
リゾートバイトなどは特に、「長期休業中を狙って出稼ぎに行く!」なんて言う本格的な方法も推奨されているくらいで、休みの間に結構な金額を稼ぐことが出来るのも魅力です。
副業を始めてみる
収入を増やすための方法は、正直言って難易度の高いことですが、やって見る価値は大いにあるはずです。
この記事を読まれているあなたであれば、きっと副業に対しての興味・関心も高いはずですから、具体的に、大学生が副業をするための方法についても、サラッと紹介します。
このように列挙してみたものの、どれも初心者がイチから始めて、まとまった金額が稼げるようになるには、相当の努力が必要です。
どれも、「はじめは好奇心で始められても、継続が命であること」には間違いありません!

節約をする上で、意識するべきこと
最大の節約は、買わないこと
「普段から金欠に悩んでいる気がする…」という方ほど、無駄な買い物をしてしまって、出費が増えてしまっっていることが往々にしてあります。
食料品をはじめ、生活必需品、消耗品などはともかくですが、普段から買い物をするときには、
- 本当に、「今」必要なものなのか
- 安く済ませる方法、代用する方法はないのか
- 長期的に使えるものなのか、長持ちするのか
などに関して、一度自分の頭で考えてみてフィルターを通す意識をしておきましょう。
財布の中身をきれいにする
「財布の中身をきれいにする」というのは、普段から意識しておくべきことではありますが、なんとなく胡散臭い気がする方もいらっしゃるかもしれません…
実際に、節約を意識する前の自分もその一人でした。
しかし、逆にふと考えていただきたい内容でもあるんです。
- 「節約が上手、お金のやりくりが丁寧」と評価されるような人の財布は、一体普段からどういった状態でしょうか。乱雑でしょうか。
- クーポン券、クレジットカード、ポイントカードが、乱雑に押し込まれているでしょうか。
- 領収書やレシートのせいで、無駄に財布の厚みが増しているなんてことはあるでしょうか。
おそらくその傾向は低いですよね。
スッキリしていればいるほど、財布に入ったお金、出たお金が見やすくなり、お金の管理がしやすくなるはずです。
「そういった話なら、大学生というよりむしろ主婦に言え‥!」
っと、思われるかもしれませんが、逆にこうも言えるはずです。
「一家の家計を維持している主婦が、わざわざ意識して実践している方法だからこそ、お金を管理する上では、大学生にだって有効ではないか。」
最初は、がさつな性格である私にとっても、何となくハードルが高いように感じていました。
しかし、買い物や外食などの後に、財布の中を掃除する癖をつけてからは、むしろ中身が散らかっている方が不自然に感じるようになってきました。
忘れ物を減らす意識をする
出費を減らすという趣旨にも関わらず、このアドバイスというのは正直意外かもしれません。
しかし、普段から無駄な出費を減らすという意味でも、心にゆとりを持つという意味でも、忘れ物を普段から減らすという意識も必要だと考えていただきたいです。
外出した後に、忘れ物や携帯しそこなってしまったことに気づいて、ついつい購入しないといけなくなったという経験は、誰しもが一度は経験したことがあることだと思います。
- 傘、カッパなどの雨具
- エコバック
- 筆箱、筆記用具 (学生限定)
- ハンカチ、ティッシュ
- マスク
- 飲み物
- 交通ICカード
特に、「自宅の傘立てには、コンビニで買った傘が大量にストックされている…」なんていう人もいらしゃるかもしれませんね。
こういった出費はいざというときに必要になるもので、普段の出費に比べれば些細なことです。
それでも、お財布のゆとりだけではなくて、心にもゆとりを設けるという意味でも、ぜひ無駄な出費を抑える努力をしましょう。
こうしたちょっとした失敗を未然に防ぐために出来るのは、
「とにかく外出前には、必要な持ち物をチェックする癖をつけておく、習慣化する」
ことに限ると思います。
まずは、早急な支出の見直しを…!!
今回は、大学生がお金を節約するために必要な具体策、意識するべきことについて、自分が知りうる限りの範囲で紹介させていただきました。
今回の冒頭で述べた内容を、あえてここでおさらいするとすれば、お金に余裕を作るための方法は、「支出を減らすか、収入を増やすか」の2通りになります。
しかし、こうして私も振り返ってみると
「大学生をはじめ若者にとっては、支出を減らすことの方が、収入を増やすことよりも圧倒的に楽である!」
というのが、正直な感想でした。
だからこそ、これを読まれた方には、まずはご自身の出費を抑えることを優先的に考えてほしいと思います。
最後までお読みいただいてありがとうございました。利用できる方法から、今日この瞬間から、始めてみてください!