どうも、Leoです。
今回は、「薬学部生のみぞ知っている、薬学部のあるある50選をご紹介していきます。
ということで、そんな薬学部に通ッたことのある人間にしか分からない!?薬学部のあるあるネタをひたすらご紹介して行こうかと思います。
目次
薬学部のキャリアについてのあるある
6年制と4年制の違いを知ってくれてない
僕の回りの環境は、薬学に何かしら関わりがある人、少しは薬学部について知っている人がほとんどです。しかし一般には、薬学部という存在そのもの、仕組みついて、ほとんど知られていないという印象が圧倒的です。
薬学部というものがあまり理解されていない、その最たる例が「薬学部には学科が2つあること」です。
そもそも、「え?薬学部って2学科もあるの?」・「薬学部の学生は、全員薬剤師になるんでしょ?」と思っているという方も多いみたいです。
確かに、2つの学科について知る機会なんて、普通はなかなかある訳ではありませんよね…
「薬学部=薬剤師になるところ」
結局、こうした固定観念が定着したとしても、仕方が無いのかも知れませんね…ですが、個人的には薬学部には2学科あることを広く知ってほしい……
特に、今後、薬学部への進学をお考えの方は、6年制と4年制の学科の違いを十分に検討していただくべきです。
4年制学科の説明が面倒くさすぎる
これは、先ほどの例の続きといいますか、お決まりの流れになります。薬学部についてよく知らない友達に、以下のようなことを言われることがあります。
- 「薬学部?ってことは6年間も大学行かなきゃいけないんだ…」
- 「薬学部?薬剤師になれるんだから良いよね…」
私たち薬学部生の立場からすると、
「違う、そうじゃない!(でも説明は面倒だしな……)」
って毎回思ってしまうんですよね。
6年制の人は、学年を答えづらい
6年制学科の学生というのは、他の学部(医学部など、医療系の学部は除く)とは違って、6年間ずっと学部生なんですよね。
ですので、自分の学年を略して言うときには、学部を卒業しても、M1、M2ではなくB5、B6と呼ぶのが正しいというわけです。
これに対して、4年制学科の方は、学部生4年、大学院2年 計6年ということになりますので、大学院に進学してからは、M1、M2と呼ぶことになります。
4年制の人もほぼ大学院に行くから、実質6年制
4年制学科とは言っているものの、最近の傾向として、こちらの学科を卒業された方というのは大学院に進学される場合がほとんどです。
これは、一般に理系の学生に言える傾向だと思います。
学生を採用する企業というのも、最近は学部卒だけの学生を相手にしてくれないこともありますし、今じゃ当たり前のことかも知れませんね。
就活の話題には疎い
薬学部にとって、就活というのは意外と疎遠な話になりやすいんですよね。
6年制の学科の方であれば、国家資格である薬剤師の免許を取ることができるわけですから、一般的には就職先も決まりやすい方です。そのため、他の学部生、院生と比べて就活の話題が起こりにくいということなのでしょうか。
もちろん、就職に関する話はするのですが、OSCE・CBTや、実務実習、国家試験対策などで忙しくなってくる高学年の方では、以外と修飾に頭が回らないという学生も多いのかも知れません。
というか、これは理系一般に言えることですが、大学・大学院の研究室と、企業側との推薦というものが絡んでくる場合があります。
こう言った理系大学生、大学院生は就活でそんなに大変な思いをしなくて済むのかも…
就職先が意外と幅広い

「薬学部の就職先っていったら、薬剤師か、製薬企業ぐらいじゃないの?」
そう思っている方もいるでしょう。
確かにそれは、概ね正しい意見ではありますが、単に薬剤師や製薬企業と言っても、たくさんの選択肢が用意されています。
薬剤師としても病院、薬局、官公庁、研究機関などの場で活躍したり、製薬企業の中にも、開発部門、研究部門、販売・営業部門、など様々です。
大学での勉強あるある
序盤、高校での生物選択者は意外と有利
薬学部の中には、理科科目の受験において、物理・化学・生物の中から選択して受験ができるという大学が多いかと思います。
その一方で、物理・化学のみでの受験しか認められていない国公立大学も結構あるんですよね。
どちらにせよ、薬学部に入学してこられる方の中には、高校で生物を履修していなかったという方が必ずいらっしゃるかと思います。
ですので、大学に入学してからの序盤の講義というのは、物理選択者にも合わせた基礎的な内容からのスタートとなります。特に、薬学部生が序盤で習うような生物学の講義というのは、生物選択の方にとっては少々退屈と言えるかも知れません。
同級生間の情報網
薬学部は、他学部と比べてどちらかというと定員も少なめであり、履修する講義、実習をはじめ、カリキュラムがほとんど共通しているため、学部内の同級生と、一緒に時間を過ごすことが多くなっていきます。
必然的に、同級生どうしの中が深まりやすくなりますし、いつのまにか巧妙な情報網が構築されていきます。
例えば、以下のような情報が、知らず知らずの間に広まっていたり……
- テストの過去問
- テストの出題範囲、形式、難易度
- 誰かの成績の善し悪し
- 同期の恋愛話
学部内で仲が良く、定員も少ないことがあってか、気づかぬうちに各所で様々な情報が飛び交っております。
私は同期の中で悪目立ちしないように、気をつけていましたが、友人の中には、悪い噂が学年全体に広まってしまった方もいましたね…
同期、先輩の知り合いは多い方が良い
同期の友達はもちろん、先輩にも知り合いを作っておくのが大事です。
これが効いてくるのはズバリ、テストと、実習の時です。
友達、先輩の中には、期末試験の過去問を持っている人もいるでしょうし、過去の先輩のレポートを持っている方もいることでしょう。
さらに、頭の良い方と知り合いになっておけば、その人に問題の解答やレポートを見せてもらうことだってできる!
(レポートのコピー&ペースト摘発には、くれぐれも注意!単位の剥奪、へたすると留年ですよ~!)
色んな勉強ができる
教科書の値段が高い
教科書が分厚くて重い
もれなく、鞄も重い
薬学部のカリキュラム・単位・進学あるある
科目数が多すぎる
薬学部はとにかく必修科目が多い
これは、全国どの薬学部を覗いても言えることです。
なぜなら、国家試験の問題は全国共通だから…
1日のコマ数までもが多い
多いのは科目数だけではありません。
科目数が増えるということは、それだけ講義の量も増えるというわけです。
ほとんど必修科目だから、落とせない
これは、薬学部に限らず、理系、特に医療系に多い傾向です。
選択科目が比較的多い文系に比べて、理系の場合、絶対に勉強しておかなければいけない内容の講義が多いため、再履修はできればしたくない…
それだけ、難しい学問を選んだ私たちの宿命ですね…
いなくなる奴がいる
薬学部に時々起こる現象がこの、「失踪」です。
気づいたら、自分の後輩みたいな状態になっている場合もありますね…
あるいは、ほんとに学校に来なくなって、全く行方が分からないあんてことも…
脅威の留年率
学年を上がるごとに、同期の友達が少なくなっていく話は、薬学部にはよくあることです。
「医学部より薬学部の入学が簡単だから…」そういったことも、もしかしたらこの原因の一つかも知れませんね…
実験・実習・研究あるある
実験、実習が多い
薬学部は、特に実験と実習が多い学部とも言えると思います。
これは、
- 研究室に配属されてからの研究
- 大学院に進学してからの研究
- 薬剤師となるために必要な実践、経験
- 製薬関係で働く際に必要な研究力
これらを養っていくために必要なことです。
中学や高校では、
- 「理科の実験が好きだった」
- 「座学ばっかりで実験はそんなにさせてもらえなかった」
といった経験もあるかも知れませんが、薬学部では、様々な実験、実習をいやというほどやるので、進学される方はお楽しみに…
実験・実習は相方の能力ゲー
実験や実習は、自分一人で行うものもある一方、労力や機材などの関係から、ペアで行う場合、小グループで行う場合があります。
こんな時、その実験がスムーズに進み、時間通りに終了するかどうかは、ズバリ同じ班の人間がどれだけ優秀可によって決まる部分があります。
前日、きちんと予習をして当日の実験に臨み、やることがある程度頭の中に入っている方であれば頼もしいです。
優秀な方であれば、その後のレポートもスムーズに仕上げることができるでしょう。
実験のレポートが面倒くさい
実験は、「準備して、実験して、後片付け…」というだけではいけません。
実験のレポートを提出して初めて、すべての工程が終わるのです。
当然、実験の時間が増えるということは、その分、書かないといけないレポートの量も膨大になります。
白衣が汚れる
実験を続けていると、白衣にどんどん汚れやしわがついてきます。
1年次に手に入れた頃、あれだけ真っ白だったはずが、日が経つことに年期、味が出てきてなんだか逆に愛着が湧いてくるかも…
白衣姿はかっこいいけど、慣れる
私も中高生の頃、白衣姿を見て憧れを抱いていたものですが、学年が上がっていくとどんどん白衣を着る時間が長くなってきます。
実験のときなんて、みんなが白衣を着るものですのですから、さすがに見慣れてきます。
あるいは、研究によっては白衣を着ないこともあるらしいですね。
研究室配属が怖すぎる
いわゆる、「ブラック研究室」なるところに放り込まれてしまうと、かなり大変な思いをしなければいけないとか…

・休みが正月と盆しかない……
・夜中まで研究室の明かりがついている……
なんていう噂の研究室もあったりするらしいですが……
一般的に、生物系より化学系の研究室の方が大変という感じがします。
テスト勉強あるある
テスト前に死にかける
これは、薬学部にも限らないお話ではないでしょうか?
大学のテストって、一気に何教科もあるもんだから大変なんですよね。
テスト前、Twitterをなんとなく覗いてみると、みんな苦しんでいる様子がうかがえます。
再試が本試、本試は模試
テスト勉強を真面目に取り組んでいるとはいえ、テスト範囲が膨大である上に、1教科にかけられる時間も限られています。
そんな学部生にとって、勉強が間に合わないなんていうことは良くあることです。
過去問争奪合戦
先ほど言ったように、薬学部の定員がそこまで多くないことから、過去問は学部内で広まりやすい気がします。
必修科目がほとんどであるということから、受けなければいけない授業が毎年固定化している上、講義を担当する教員も同じということが良くあるんですよね。
ですので、過去問があると本当に重宝します。
テスト前の謎の自信
膨大な試験範囲と、教科の数、さらに、限られた試験勉強の猶予時間…
普通に勉強していても、教科数が多くなってくる期末試験とかだと、どうしても間に合わないなんてことがあります。
最終的に、試験勉強は大してやっていないくせに、逆に開き直って試験会場に来る人もいますね。
生活面でのあるある
朝は早いから規則正しい
1日のコマ数が多いということは、それだけ1限目のある曜日も多いということです。
ブッチしようとすれば、簡単にできてしまうのですが、講義について行けなくなる可能性もあるので、結局は出席しないといけませんね…
夜は遅いから規則正しくない

結局、規則正しい生活なんてできてないのかも…
薬学部のカリキュラムの特徴として、午前中に座学をして、午後からは実験や実習が入るという傾向があるかと思います。
午前中に実習が来ると、お昼休憩のために、一度中断しなければいけなくなるでしょうし、終了する時間もバラバラですから、仕方がありません。
スムーズに実験が進めば良いのですが、夕方までやらないといけなかったり…
研究室によっては、夜中まで研究室に籠もってずっと実験をしているなんていう人もいらっしゃることでしょう…
最悪、今晩は研究室に宿泊なんていうことも…
バイトにいけない、シフトを入れづらい
単純に、勉強が大変だからという理由だけではありません。
実習や研究が長引いてしまうというのも、バイトに行きづらくなる要因です。
テスト前なんかも、バイトをしているとテスト勉強の時間が奪われてしまうことから、バイトが思うようにできず、うまく稼げないということもあります。
医療従事者になるはずが、自分が不健康
先ほどのように、バイトが入れづらくなるということは、それだけ稼ぎも少なくなるということです。さらに、日々の大変な生活の影響もあってか、薬学部に通う学生の生活は不安定になりがちです。
起床時刻が早いのは良いものの、それは朝早くから午前の講義が始まるからです。夕方まで実習や研究に負われて、帰宅時刻、就寝時刻も遅くなりがちだということもあり、結果的に睡眠時間が削られる結果となってしまいます。
特に、テスト期間中は、精神的にも肉体的にも、本当にしんどい思いをしながら机に向かっています。
ということで、必然的に食事の面に関しても、時間がないときはカップラーメン、インスタント、コンビニ弁当、レトルトなどに頼りがちになってしまうんですよね……
不健康まっしぐらです……
学部内でのあるある
学部内で仲が良い
こちらも、定員が少ない総合大学の薬学部でとくに起こることです。
また、必修の授業が多いことで、みんなで一緒に講義を受けるという場合が多いのも要因でしょう。
女子率が高い
「医療系の学部あるある」といった方が良いことかも知れません。
薬学部の男女比というのは、大学によって差はあると思いますが、参考程度に僕の通っている大学ですと、女子は全体の45%ぐらいです。
これは男子にとっては嬉しい情報かも…
他学部と比較してのあるある
定員が少ないから珍しい
全国的に見ても、薬学に携わっている方、薬学部出身の方が少ないこともあります。
特に、総合大学の薬学部の場合は顕著だと思います。
他の学科の方と接するときも、薬学部っていうと珍しいイメージがあると思います。
理系の他学部がうらやましい
薬学部生が毎日大変な思いをしつつ、勉強や研究に打ち込んでいる一方で、他の学部の方々が楽しそうにしているのをキャンパスやSNSで見かけると、正直、うらやましい…

「薬学部には、週5日×5コマ 合計で週に25コマの学期があるんだよ」っていう話をしたことがあるんですが、ドン引きされたよ(笑)
医学部から降りてくる人がいる
「正直、医学部に進学したかったけれど、それがかなわなくて薬学部に落としてきた」
そういった方も入学者の中にいます。
頭良い扱いをされやすい
世間的にも受験業界でも、
- 「薬学部というのは、医学部には及ばずとも、医学部の次に難しい」
- 「医療系の学部は基本大変だし、ご立派」
みたいな風潮がどこかにあるもので、薬学部生からすると少し得した気分になりますね。
医学部より簡単だから、コンプあり
国公立か私立か、大学の偏差値などは深く考慮せず、薬学部に入学すること自体は、医学部に入学するよりはきっと簡単でしょう。
さらに、「所詮、薬剤師というのは、医者の下で働いているに過ぎない……」
みたいなイメージがあってか、薬学部に通っている方の中にはちょっとした医学部への憧れやコンプレックスのある方もいるかも知れません。
一般的な薬学部のイメージについてのあるある
入学前と入学後、在学中のイメージ格差
薬学部に入学するまでは、なんとなく、こういったイメージがあるのではないでしょうか。
- 「薬学部ってかっこいい」
- 「将来安定してそう」
- 「なんとなくモテそう」
そんなイメージのもと、軽い気持ちで入学してみるんですが、実際通ってみると結構大変な学部であると気づき、いつの間にか脱落してしまうなんてことも…
進路選択は、真剣に考えた方が良いですね。
頭良い設定を授かる
これも薬学部に入って良かったと思えることです。
「学部どこ?」って言われて、「薬学部」って答えると、「頭良いんだね~」っていう反応をされたりするんで、正直嬉しい。
医療系の学部は受験業界の中でも「難しい」というイメージがありますし、偏差値を見てみると実際そうだったりします。
難関薬学部でないとこは、大学名ではなく学部名を言いがち
これは、先ほどの「薬学部は頭良い設定を授かる」に付随して起きる現象でしょう。
偏差値の高い大学の薬学部の場合はさておき、そこまで高偏差値の大学ではない場合、「薬学に通っています」ってだけ答えると、それだけで「頭良い」というイメージを相手に持ってもらえる気がするんですよね。
大学名を聞かれていたとしても、「都内のとある薬科大学です」といった感じで適当に答えておけば、相手は勝手にイメージをしてくれる…
謎のプライド
薬学部の希少性や、社会的地位もあってか、謎にプライドが高い人も一部にいたりします。
ただ、医学部医学科の方々がお見えになると急に萎縮したり……
「医歯薬」、「医療系」と呼ばれると嬉しい
先ほど話したように、「薬学部は医学部の下」というイメージはどうしても拭いきれないもので、そんな医学部と一緒に呼ばれて、
「頭良さそうだけど、医歯薬[医療系]の学部は大変だよね」
といってもらえると、内心かなり嬉しかったりします。
薬の知識身につくのは、結構後の話
これは、薬学部に通っているか方にしか伝わらないかも知れません。
ときどき、「薬学部に通っているんだから、こういう薬や商品にどんな成分が入っているか分かるんでしょ?」みたいなことを他の方から言われることがありますが、実際、それができるようになるのは3~4年次くらいの結構後の話なんですよね。
じゃあ、最初の2~3年間は何を勉強しているかというと、基礎的な生物学、化学をはじめ、身体の仕組みのことや、化学物質の体内動態についてなどです。
いきなり市販されている薬の成分については、勉強しないんです。いや、寧ろしても理解できないんです。科学の勉強では、しっかり基礎を身につけておくことがどうしても必要なんです!
その後、
「な~んだ、足したことないじゃん……」みたいな顔をされると、ちょっと腹が立ちます。
「薬の勉強の前に、いろいろと勉強しなきゃいけないことが山積みなんだよっ!!」っと、内心思っているというのは、個々だけのハナシ…
職業病あるある
商品の成分表示見がち・自分で調べがち
薬局やスーパーで売られている商品の成分表示が気になるというのは、当然と言えば当然かも知れません。
なぜなら、6年制、4年制のどちらの学科にしろ、医薬品や化学製品に携わるという場合が多いです。
ある意味、職業病です。
食品の栄養気にしがち
先ほど、成分表示を見てしまうという点を挙げてみましたが、食品の成分表示表については特にその傾向が強いと思います。
さらに、薬学部の必修科目の1つに衛生薬学という科目があります。食品衛生についても、がっつり勉強するんですよね。
- 五大栄養素それぞれの種類・構造式・体内機能・体内動態・欠乏症・過剰症
- 人間の1日あたりの適正な摂取量
- 食品添加物の機能・種類・構造式
などなど、栄養士ほどではないかも知れませんが、化合物ベースの視点から、結構詳しく勉強するんですよ。もちろん、すべてが国家試験の出題範囲です。
自分で商品を購入したりしたとき、自分の知らない成分が含まれていたら、好奇心でググってしまうということもあるでしょう。ただ調べるというだけではなくて、それが勉強の助けとしてつながることもあるんです。
科学的に危ない、怪しい商品、健康法が分かってくる
最近話題のダイエット法であったり、通販で売られているよく分からない健康食品、美容グッズであったり、そういった物をきちんと見る目が養えるのも、薬学部に入って良かったと思える瞬間かも知れません。
勉強量と給料が釣り合っていない
6年制学科から薬剤師として働かれる方にとってみると、
「あれだけ大変な思いをして薬剤師になったのに、その割には給料が…」
そういった思いを抱く方もいらっしゃるのかも知れません…
特に、病院薬剤師の場合は給料が安かったり、社会に出てからも大変な思いをされながら働いていらっしゃる方もいることでしょう。
国家試験あるある
国家試験は、頭の良さと言うより根気
国家試験の範囲は膨大ですが、これは地頭の良さはあまり関係ありません。
きちんと前もって、準備をし、覚える物はきちんと覚えてきた者のみが、合格を勝ちとれるわけです。
とはいえ、何しろ量が多いのである程度の根気も必要です。
国試の出題範囲が広すぎて、序盤の内容覚えていない
薬剤師国家試験というのは、大学の授業をきちんと受けた上で初めて受験資格が得られるものです。大学生活全体で学んできた内容が、試験に出されるわけですから、その出題範囲は膨大です。
1年次の最初の授業でやった有機化学の内容から、高学年で習う薬の細かな作用まで、ありとあらゆる科目の様々な知識が問われてきます。
ですので、油断せずに地道にコツコツ勉強しておくかないんですね。
しかも、国家試験を受験するのは、6年生の卒業間際の頃です。最近履修していた科目ならまだしも、4~5年前の内容なんて、忘れていることも沢山ありますから、その都度復習に徹する事になります。
いかがだったでしょうか?
薬学部に通っている方にとって葉もちろん、一部、理系大学生や医療系学部の方にも共感していただける話題もあったと思います。総じて、薬学部はやりがいがあるものの、かなり大変な学部だと言うことが伝わったのではないでしょうか?
皆さんの、学生生活や進路決定の助けとなれば幸いです。