今回は、大学生がゴールデンウィークに実践するべきことについて、いくつかの項目に分けて紹介していきます。
例年のゴールデンウィークと比べて、旅行をしたり、外で過ごす時間が少なくなりがちかもしれませんが、それでも在宅でできることはたくさんあるはずです。
寧ろ、例年よりも自宅で過ごす時間が増えたからこそ、普段ではできないことを時間をかけてやって見るための良い機会になると思います。
目次
居住空間のメンテナンス
掃除
春からの新生活に向けて、一度3月~4月頃に、自宅を掃除しておいたという方も多いはずです。
では、今振り返ってみるとどうでしょうか。
- 当時のお部屋の綺麗さは、しっかり維持できているでしょうか。
- 整理整頓の習慣は、それ以来身についているでしょうか。
断舎離する
2020年からは自宅で過ごす期間が増えて、自分の過ごす空間を快適にしようと、皆さんいろんなものを購入されているはずです。
それ、今もしっかり使えていますか。
三日坊主で用済みになり、家のガラクタとなってはいませんか?
自粛期間中、そのモチベーションを保ったまま過ごせていますでしょうか。
もう少し具体的に挙げてみましょう。正直、耳に痛いだけの話かもしれませんが、きっとGWは今までお時間を見つめ直すための良い期間だと思います。
- 料理・自炊をしようと決めて購入した食材、調味料、調理器具は、しっかり使えているか?
- 筋トレをしようとして購入したグッズは、今も変わらず使えているか?
- 着なくなった服、読まなくなっった本などは処分できているか?
新生活に向けて、新しく何かを買い足したという方はもちろん、自分の身の回り、部屋の中を見渡してみて、要らなくなったものが無いかどうか、今一度振り返ってみることもおすすめです。
DIY・模様替え
在宅の時間が増えたことで、今までよりも居住空間の快適さ、集中しやすい環境づくりなどに関しては、関心が深まったという印象の人も多いと思います。
実際、自宅で仕事をしたり、勉強をする時間が増えた私たちにとって、自宅をより快適に、より集中しやすくて生産性の上がる環境に保っておくことは大事なことです。
- 家具を買い換えたり、DIYに挑戦する
- 部屋の模様替えをしてみる
- 断捨離、掃除をしてみる
- 新生活を開始してから、片付いていないものを見直す
心と身体のメンテナンス
筋トレ、エクササイズ
オンラインでの講義が主体の学生にとっては、運動習慣が減ってしまうことが致命的です。
2020年、同じ時期の自宅で過ごしていた期間中を思い出してみて下さい。
- 筋トレをしようとして、結果は残せたのか?
- 当時と同じような運動習慣や、体型維持できているか?
- 当時の筋トレグッズは、継続的に使えているか?用済みになっていないか?
もしも、挫折したという経験があるというなら、GWは立て直しのチャンスにもあります。
- 「当時から自分が筋トレに励もうとしていたのだけれども、うまく結果を出せずに終わっていた…」
- 「いつの間にか怠惰な生活に戻って、気づいたらリバウンドしていた…」
といったような方であれば、もう一度その習慣を取り戻してみるために、在宅でも運動をしてみることがおすすめです。
読書
普段の週末と比べて、少しは時間が取れる休日であれば、読書をしてみるというのがおすすめです。
特に、積ん読の処理をするのも良いかもしれません。
積ん読の処理
自粛期間中など、家で過ごす時間が増えたからこそ、読書をしようとして新たに本を購入したというかたもいらっしゃるかと思います。
しかし、「よし、新しく本を読もう!」っと言って意気込む前に、一度振り返ってほしいポイントもあります。
今までに購入した本は、しっかり読み終えてあるでしょうか?
買ったままになっている「積ん読」はありませんか?
2020年以降、自宅で過ごさなければいけない時間が増えたことで、新しく本を買っておいたという方も多いと言われています。
まずは、それまでに自分が購入していた本が、しっかり読み切ってあるかどうかを確認して起きましょう。
まだまだ在宅の時間が多いからこそ、「読書をするための時間がないから‥」と言い訳をして積ん読をしておくのは、できるだけ防ぎたいものです。
おすすめ1:勉強習慣
大学での成績に関わる、衝撃的な事実
突然ですが皆さんに、ぜひともお見せしたい、衝撃的かつ意外な事実をお伝えします。
こちらは、東京理科大学の調査結果に関する記事です。
大学卒業時の成績は1年終了時の成績とほぼ一致し、入学試験の結果とは相関関係がみられないことが、東京理科大学(東京都新宿区)が同大の学生を対象に実施した調査で明らかになった。担当した山本誠副学長は「特に1年の6月第1週の出欠状況が、その後の学生生活を左右する」と話している。(中略)
入試、1年終了時、卒業時の成績を比較したところ、年度、学科を問わず、入試の形態や点数と卒業時の成績には全く相関関係がみられなかった。
一方、1年終了時の成績と比較すると、卒業成績との関連性が認められ、1年終了時に成績上位の学生のほぼ100%が良い成績で卒業していた。(中略)
山本副学長が「最初の鬼門」と指摘するのが、6月の第1週だ。例年1年生の1割ほどがこの時期に授業に出てこなくなり、成績不振や留年につながるケースが目立つという。―
毎日新聞 2016年6月3日の記事より引用
こちらの記事が公開されたのは2016年ということですが、この調査はなんと2009年から継続されていたことが書かれていました。
調査結果の要点をまとめると、以下のようになります。
- 6月の第一週が「最初の鬼門」である
- この時期の出席状況が、その後の大学生活や成績に大きく影響する
- 1年生の成績が良かった学生は、そのまま良い成績で卒業する可能性が高い
- 入試形態、結果は影響しない
確かにこの調査というのは、一大学のデータに過ぎず、新型コロナウイルスの蔓延より以前の調査です。
とは言いつつも、大学規模での公式の研究でありつつ、長いスケールで時間をかけた調査であることから、それなりの信頼度が見込める内容でしょう。
私も始めてこの記事を目にしたときは、正直驚きました。でも振り返ってみると、自分の所属する学部の友人については、まさにこの記事の通りだということに気づきました。
むしろ個人的には、新型コロナウイルスの話題が蔓延り始めてから、この調査結果の意味が更にましたように感じます。
休日を使って、少しだけ勉強
- 「連休なのに勉強しないといけないのか?」
- 「大学にもいけないのに、自宅で勉強するなんて出来るだろうか?」
- 「大学生だからこそ、ゴールデンウィークはもっと遊んでおきたい!」
こういったことを思われるのを承知です。しかしそれでも、ここではあえてゴールデンウィーク中に、少しだけでも勉強をしておくことをおすすめしたいと思います。
先ほどの記事は、大学1年生の時点での成績について、中心的に取り上げている記事でしたが、大学1年生意外であっても大きくは変わりません。
- 連休を挟む間に、勉強をする習慣を途絶えさせないため
- 在宅での勉強をする習慣を身につけておくため
- 連休明けやそれ以降の講義にも、無理なくついていくため
連休中、連休明けも、大学の勉強にスムーズについていくことができれば、この記事で鬼門とされていた6月の第一週にも、スムーズにつなげていくことができます。
積極的な外出や旅行、帰省などが難しく、自宅で過ごす時間が増えるからこそのおすすめでもあります。
おすすめ2:新年・新年度の目標を見直す
ゴールデンウィークとは、例年であれば、4月下旬~5月上旬の連休のことです。
しかし考えてみると、新年が始まってから、1年の1/3がゴールデンウィークの時点で終了しています。意外とあっという間に感じているという方は、意外と多いかと思います。
そこで、新年・新年度に自分が立てた目標を振り返ったり、ここ数ヶ月あいだの自分の生活を振り返ってみてはどうでしょうか。
そもそも、当時の目標覚えている?
年が明けて、「今年は◯◯を頑張ろう!」っと言って新年の目標を掲げた方は、意外と多いのではないでしょうか。
あるいは、新年度・新生活に合わせて、「今年度中にこれをしよう!」っと考えた方もいらっしゃるかと思います。
新年度の目標はともかく、新年の目標は‥
- しっかりと、達成に向けて行動・習慣化できていますか?
- 1年の1/3が経過したということで、進捗状況も1/3をクリアしていますか?
- そもそも、目標が何だったかしっかり覚えていますか?
「新年の目標が何だったかすら、全く記憶に無い…(笑)」という方は、残念がる必要はそこまでありません。意外とそういう状態の方は多いはずです。
目標の見直し
- (目標を見直す、思い出す)
- 実行・継続できている目標と、そうでない目標に分ける
- 実行できている目標は、達成度・進捗度を振り返る
- 全く実行できていない目標は、目標の立て直しをする
まずは当たり前のことですが、目標を思い出すところから始めましょう!
続いては、当時の目標を現時点までの達成度で分類してみましょう。
目標達成に向けて、
- 既に達成した目標
- 既に行動習慣ができている目標
- 全く行動できていない目標、忘れていた目標
- これから行動したり、現時点では行動できない目標
これらに分けてみることから始めてみます。
既に行動に移せている目標
既に行動できている目標は、以下のような点について考えてみるとよいかと思います。
- これまで通り、行動を継続できるかどうか
- 1日あたりの負荷、1週間や1ヶ月単位での目標が適切か
- 目標を作った当時と比べて、自分の身体、能力、、環境、心境などに変化があったか
これまでの自分の結果を振り返りつつ、これからの自分なら無理なく出来るだろうという負荷をかけていきましょう。
また、当時との成長を認識することは、モチベーションの管理という観点においても重要です。
全く行動できていない目標
その目標を達成するどころか、今までに全く行動できていない目標や、その存在自体を忘れていた目標については、目標を立て直す必要があるかもしれません。
下半期に突入してから全く行動できていない目標に気づいてしまうと、正直そのモチベーションを捻出するのは難しくなると考えて下さい。
今でも遅くはありませんから、自分が達成できる程度の目標に落とし込み、適度な危機感をもって目標を見直し、行動に結びつけていきましょう。
おすすめ3:「ネットで◯◯」・「オンライン◯◯」をする
3つ目のおすすめは、とにかくインターネットを利用して出来ること、「オンライン〇〇」に挑戦してみることです。
例年(2020年よりも以前)のゴールデンウィークと比べても、在宅で過ごす時間は多くなったという方も多いはずです。
とにかくインターネットを使ってできることを、積極的に始めてみることをおすすめします。
副業関連
ブログ・有料の記事販売・クラウドソーシングサービスの利用
勉強関連
プログラミング・Webデザイン・資格試験のための通信講座
「オンライン◯◯」
- オンラインゲーム
- オンライン英会話
- オンライン飲み会
- オンライン家庭教師
その他
- インターネットショッピング
- 食事のデリバリーサービス
- 家族、友人とのビデオチャット、通話
- SNS発信