薬学生がおすすめの生化学の教科書を挙げてみた 生物系・医療系大学生のための教科書

ブログをお読みいただき、ありがとうございます。

今回は、大学で学ぶ「生化学」を学ぶために最適な入門書・専門書を紹介していきます。

まずは、今回の紹介内容をおすすめできる方について、ザッとまとめておきます。

本記事をおすすめできる方
  • 生物系の学部学科に進学する予定がある方、進学された大学生
  • 理学部生物科、農学部、工学部生物工学系の学科の方など
  • 医療系の学部学科に進学する予定がある方、進学された大学生
  • 医学部、薬学部、歯学部、獣医学部の方など

今回の紹介は、薬学部に通う学生としての自分の立場が、生かせる分野でもあると感じたためにやってみるものでもあります。

薬学部といえば、医療系の学部ではありながらも、生物系・化学系といった理学部や工学部とも関連したカリキュラムがあるというのが、薬学部の特長でもあります。だからこそ、より広い視点をもったレビューを意識しています。

各紹介の欄には、ECページへの購入リンクも掲載してありますので、気になった本は、ぜひご購入を検討ください!

 

大学1・2年生、初学者向けの本

まずは、高校から大学への橋渡しとしてぴったりな本を紹介します。

例えば、こういった方におすすめしたい教科書です。

  • 高校では物理を選択していたけれど、大学に入ってからは生物の知識も必要になってくる…
  • いきなり大学の生物・化学の講義について行けなくなり、意味不明になった…
  • 高校生の間から、少し発展的な内容や、もっと深い内容までをしておきたい…
  • どちらかというと手軽に勉強できたら良いのに…

とにかく、いきなり分厚くて専門的な内容ばかりの本から入ると、勉強がそもそもはかどらないという方もいることでしょう。ちなみに僕もそういうタイプです。

ということでまずは、

  • 生化学とはどういった学問なのか、その概要や全体図を先に知ることができる本
  • 続けて生化学を勉強したくなるような、生化学の魅力が伝わってくる本

の2点を満たしてくれそうな教科書を取り上げていきます。基本的に難易度順になっていますので、上から順番にチェックしていただくとよいかと思います。

マクマリー生物有機化学



1冊目に紹介するシリーズは、「マクマリー生物有機化学」というシリーズ本です。

こちらは3冊構成となっており、それぞれ「生化学」・「有機化学」・「基礎化学」というタイトルです。

個人的にはどれでもまんべんなくおすすめですが、自分の履修する講義や、専攻・研究分野などとも照らし合わせながら、近いと思われる分野を手にとってもらう方が良いかと思います。

コラムや雑学的な内容が充実している印象があり、

 

  • 生物系の学部学科、医療系の学部学科に進学する予定がある方、進学された大学生
  • 化学と生物を選択されている高校生で、より深い内容を理解したい方
  • 物理と化学を選択したけれど、大学に入ってから生物の勉強が必要になってきたという方

高校生で化学・生物を選択している方で、お互いの科目のつながりを意識しながら勉強することができるというのも魅力です。

 

本格的に勉強する方のための本

こちらも、私個人の主観に基づいた難易度順に並べています。

ヴォート基礎生化学


「生化学は本格的に大学で勉強しておきたい! でも、結局どれを選んだら良いのか分かりません…!」

という方は、まず間違いなく本書を買っておくことをおすすめします。

まさに、生化学を勉強する上での王道を極めた内容と構成で、改訂版も比較的新しいという特長もあります。

生物系・工学系・医療系の度の分野の学生であっても、生化学に関する基礎的な知識というのは、ここで過不足無くカバーできることでしょう。

 

ヴォート生化学 上・下



こちらは、先程のヴォート基礎生化学の内容を膨らませて、更に充実させたような教科書になります。

ヴォート基礎生化学が1冊のみであったのに対して、こちらのヴォート生化学は、上・下の2冊構成となっており、特に下巻の方に関しては、かなり先端的な内容も含まれています。

上巻で、生化学の基礎について詳しく習ったあと、下巻ではゲノム解析、現代の実験技術などに関する内容も掲載されています。

これ2冊をこなすだけでも、基礎から現代までの生命科学に関する知識が相当得られるはずですから、より専門的な内容、自分の研究分野に活かすための本としても、一役買ってくれることでしょう。