【大学生必見!】 大学生物の教科書・参考書のおすすめを全部まとめてみた!

今回は、大学生向け・初学者向けの「生物学が楽しく学べる教科書・一般書」について紹介していきます。

生物に関わるような内容の講義の中には、「生物学」、「生命科学」、「生物化学(生化学)」といったような名前のつく科目が多くあります。特に、生物学について勉強する大学の学部といえば、一般的には以下に示すような学部です。

  • 医療系学部(医学部・歯学部・薬学部・獣医学部)
  • 理学部生物学科
  • 農学部
  • 工学部(応用自然・生命工学系)

今回紹介する書籍に関しては、入門書や初学者向けの本をあえて多く集めました。ですので、ここで挙げたような学生であれば、あるいはそうでなかったとしても、生物学に興味がある学生であれば、誰でもおすすめできる内容です。

というわけで、今回の記事を参考にしていただきたいターゲットを、以下のようにまとめておきます。

この記事のターゲット
  • 生物系の学部学科に所属していて、基礎的な生物学の知識を定着させたいという学生
  • 生物学の専攻ではないが、上記のような近い分野を先行している学生
  • 大学で生物学に関する講義を履修する機会がある学生
  • 教養として、生物学の知識を深めたいという学生(文理問わず)

 

初学者向けの教科書(入門書)

新・大学生物学の教科書




MIT(マサチューセッツ工科大学)、ハーバード大学、スタンフォード大学などアメリカの名門大学が採用する「世界基準」の教科書! シリーズ累計30万部を突破したベストセラーの完全改訂版が、11年ぶりに登場。

講談社BOOK倶楽部の紹介文より引用

最初に紹介するのは、ブルーバックスシリーズの「大学生物学の教科書」というシリーズです。日本語版のこの3冊は、なんと2021年2月に発売されたばかりの最新版です。

3冊とも、細胞レベルや分子レベルの微小な世界の生物学について書かれており、いわゆる「ミクロ分野」というような言われ方をします。それぞれ、細胞生物学・分子遺伝学・分子生物学といった名前がついていて、3冊とも扱っている内容に被りがありつつも、その分野に独立した内容も豊富に含まれています。

もともと原書に当たるのは、アメリカの名門大学でも、生物学を勉強する学生の1冊目として大変人気のある教科書シリーズ「LIFE」です。

 

  • 生物学をこれから専攻する or 専攻している学生
  • 高校で生物学を学んだけれど、飽き足らずに更に深く学びたいという学生
  • 医学・薬学・農学など、生物学をこれから学ぶ必要がある学生

本書では、こういった学生をそもそも想定しているので、生物学をもともと知らなかった学生にとっても人気があるのがうなずけます。

 

大学生物学の教科書



先ほど紹介した最新版の3冊に対して、同じシリーズでありながら異なる内容についてとりあげているのが、ここで挙げた2冊です。

進化生物学・生態学について書かれているこれら2冊は、いわゆる「マクロ分野」といった呼ばれ方をする分野について取り上げられています。上の3冊とは異なり、少し遅れて発刊されたという節があります。

取り扱っている分野は、それぞれ異なっていますが、生物学を初めて習うであろう初学者を想定していますので、5冊のうちのどの内容から勉強して読み始めたとしても、内容は理解しやすいという特徴があります。

 

キャンベル生物学 原書11版


続いて紹介するのは、国際体にも非常に高い評価を受けている生物学の教科書「キャンベル生物学」です。

2018年に最新版が発行され、より最新の生物学の知識が取り込まれる形で、ブラッシュアップされてきました。世界各国の教育機関でも非常にポピュラーな本です。

国際生物学オリンピックの推薦図書とされている本でもあり、高校・大学・大学院を問わず、学生・教員を問わず、純粋に生物学を勉強したいという方には、間違いなく値段以上の価値がある本です。

本書で紹介されている特長を、ここで引用させていただきます。

原書11版の特長

■5つの統一テーマ、組織化・情報・エネルギーと物質・相互作用・進化を明示し、生物学を貫く視点から各章を読み解く
■科学スキル演習では実際の研究データを題材に、結果の解釈、グラフ化、実験計画などのスキルを会得できる
■問題解決演習では、科学スキルを使って実生活の問題に対処する練習ができる
■新しい図ビジュアル解説ではモデルの読み取り方を学び、関連性を考えようでは生命現象を全体像として捉える
■図読み取り問題・描いてみようでは、図や写真を解釈する力、図示によって情報を伝える力を鍛える

Amazon紹介ページより引用

 

Essential細胞生物学(原書第4版)


続いて紹介するのは、生物学を基礎からある程度は本格的に学習するといった学生のために、「第一選択」とまで言われている有名な教科書です。

まずはなんと言っても、本書の厚みそのものに軽くビビるかもしれません。大学で使用する教科書は、どうしても分厚くて、その上とっつきにくいイメージがあるかと思います。しかも、特に生物学分野に関する本であれば、それが顕著に言えます。

本書の他に、とにかく分厚いことで有名な生物学の本といえば、例えば「The Cell 細胞の分子生物学」、「カンデル神経科学」といったものがあります。

しかし、どちらかというと本書に関しては、これらと比べると大変読みやすい内容となっていて、生物学そのものの初学者であっても、はじめの章から読みすすめていくことが十分にできる上、それを想定して書かれているのです。

 

何しろ、最初の章に関しては、生物を構成する細胞の構造からはじまり、物質を構成する原子・分子の基礎的な話題も解説してくれています。

生命科学・分子細胞生物学を学ぶ上では、もはや「必須」・「バイブル」とまで言われるほど、世界的な人気と信頼に満ちた本です。

一般向け(読み物)

これからの時代を生き抜くための生物学入門


続いて紹介するこの本は、「全力!脱力タイムズ」・「クローズアップ現代」などの情報番組へもレギュラー出演されていて、黒ずくめの衣装が特徴的な異色の生物学者・五箇公一氏の書かれた1冊です。

この本に関しては、今回のコンセプトである「教科書」という印象は少ない感じがして、どちらかというと科学系の読み物に近いイメージです。

本書のコンセプトは、「“人生に活かせる”生物学の入門書」ということで、昨今のコロナ事情に関しての記述も多くあります。

堅苦しい生物学の講義ではなく、コロナが人間社会を襲っているいま、withコロナ時代、そしてポストコロナ時代という新しい時代を生き抜くためのヒントを、生物学を通して学んでいく一冊です。

Amazon紹介ページより引用

 

若い読者に贈る美しい生物学講義 感動する生命のはなし


養老孟司氏「面白くてためになる。生物学に興味がある人はまず本書を読んだ本がいいと思います。」
竹内薫氏「めっちゃ面白い! こんな本を高校生の頃に読みたかった! ! 」
山口周氏「変化の時代、”生き残りの秘訣”は生物から学びましょう。」
佐藤優氏「人間について深く知るための必読書。」

Amazon紹介ページより引用

続いて紹介するのは、こちらも一般向けの生物学の入門書として、非常に高く評価されている一冊です。

あの有名な解剖学者・養老孟司氏、サイエンスライター・竹内薫氏をはじめ、科学界の著名な研究者・学者の方々の多くも本書を高く評価されていたそうです。

そうは言いつつも、生物学を全く知らないような初学者、「文系だから‥」と生物学を敬遠してきたという学生、さらには中学生や高校生をも、本書の読者として想定しています。ですので、誰が読んでも問題なく理解が出来るようなわかりやすさとユーモアに溢れた書き方で統一されているのです。

 

最後に

今回は、本を紹介させていただきました。

「専門書」と呼ばれる本は、どちらかというとっつきにくいイメージですが、逆に言ってしまえば、一度こうした本格的な内容を勉強してしまえば、大学で勉強する生物学はかなり分かるようになるということでもあります。

これ以上の専門的な内容は、無理にやろうとする必要はなく、自分の専門性や研究テーマに合わせて、その都度勉強すれば十分であるとも考えることもできます。

皆さんの勉強の一助になれば幸いです。お読みいただいてありがとうございました。